製造業における安全衛生教育の実態調査
株式会社ラキール(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保 努、以下「ラキール」)は、製造業界における安全衛生教育の現状と課題を明らかにするため、全国の製造業(食品業界を除く)で安全衛生教育に従事する担当者約300名を対象に「安全衛生教育の実態調査」を実施しました。本調査により、安全衛生教育の頻度や使用されている教材、学習定着度に関する実態など、多くの企業が抱える課題が浮き彫りとなりました。
調査結果サマリー
1. 自社の安全衛生教育について、約7割の回答者が「不充分である」と回答したことから、教材タイプ別に、充分/不充分の割合を確認したところ、「紙の教材」や「静止画の教材」は、「不充分」の回答者が「充分」よりも上回る結果となった。
2. 安全衛生教育の実施頻度は年に3回未満が54.4%と半数を占めているものの、四半期に1回以上実施している企業も30.1%存在しており、一定数の企業が教育を積極的に取り組んでいることがわかった。
3. 安全衛生教育の課題は「教育内容のマンネリ化」「受講者のモチベーションの維持」が1位、2位となった。教育の実施頻度が年に3回未満が半数以上を占めているものの、上記が1位、2位になっていることから、教育担当者は、教育内容の改善にまで手が回っていない可能性がある。
4. 安全衛生教育を実施する上で行っていることを調査したところ、「最新の法令に適応した教材や教育内容の更新」が上位となった。更に、その取組みを意識的に行っている回答者の学習定着度を確認したところ、「高い」「やや高い」の割合が他の取組みと比較して高い結果となった。教材内容の更新は、学習定着度にプラスの影響を与えていると考えられる。
調査背景
製造業界では、安全衛生教育が従業員の安全を守る重要な施策として実施されており、より充実した教育方法が求められています。しかし、少子高齢化による人材不足の影響で、十分な教育が行き渡っていないのが現状です。従来の教育手法や、現場の熟練者によって安全に関する知識や技能が受け継がれていましたが、それも難しくなっています。そのため、効率的で質の高い教育機会を提供することが求められています。
ラキールはこうしたニーズに応えるべく、労働安全に特化した動画付きeラーニングシステム「LaKeel Online Media Service」を提供するとともに、安全衛生教育の実態調査を実施し、顧客の課題解決に向けた支援をしています。
調査概要
調査レポート:「安全衛生教育に関する実態調査」
レポート内容:全22ページ
無料ダウンロードURL:https://sslbi.lakeel.com/form/lomdl_detail05
調査対象:製造業(食品を除く)の役員または会社員(役職は係長以上)で、安全衛生教育に教育する側として携わる人
調査方法:インターネットによるアンケート調査
調査時期:
【事前調査】2024年8月24日~2024年8月26日
【本調査】2024年8月26日~28日
データの引用・転載に関するお願い
本データの著作権はラキールが保有します。調査データの引用・転載時には、必ずクレジット「株式会社ラキール」を明示くださいますようお願いいたします。また、Webサイト(https://om.lakeel.com/)へのリンクも貼っていただけますと幸いでございます。
「LaKeel Online Media Service」について
「利用率が思うように上がらない、思ったほど効果が出ない」というこれまでのeラーニングの課題を解消する企業向け動画配信型教育サービスです。学習理論のTPACKをベースに制作されたアニメコンテンツは学習効果が高く、1本2-3分程度とマイクロコンテンツ化されており、日常業務の隙間時間や休憩時間など、いつでもどこでも学ぶことができます。「LaKeel Online Media Service」は〈点の学習〉から〈線の学習〉を実現し、より高い効果が得られる「ブレンディット・ラーニング」と呼ばれる最新の学習メソッドを提供しています。
LaKeel Online Media Serviceサイト https://om.lakeel.com
株式会社ラキール https://www.lakeel.com
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