~ 法改正時にも正確かつ迅速な教育を。現場の特性に合わせた教育実施の実現へ ~
株式会社ラキール(本社:東京都港区、代表取締役社長:久保 努、以下「ラキール」)が提供するeラーニングサービス「LaKeel Online Media Service」が、株式会社仲本工業(本社沖縄県沖縄市、代表取締役社長:仲本 豊、以下「仲本工業」に導入され、労働安全教育にかかる教育コスト約60%の縮減に成功したことをお知らせします。
採用の背景
仲本工業では社内の教育担当者による集合研修や、外部講師を招いた教育により、労働安全への取組みを徹底し、事故防止に努めていました。また、建設現場から安全教育の実施依頼を受けた際には、教育担当者が自ら教育の企画や教材の準備、現場での教育を実施していました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の影響を受けたこともあり、2つの課題が浮き彫りとなりました。
1つ目は、教育時間の確保です。感染症対策として受講人数を制限したことで、月に複数回実施する必要がありました。2つ目は、教育を実施するまでの準備時間の確保です。教育を実施する回数が増えたことにより、新たな教育を準備する為の時間が減ってしまいました。しかしながら定期的な教育は必須であると同時に、「建設現場」「製作」「営業」「事務」の部署ごとにより必要な教育内容は異なるため、それぞれに該当する法令の解釈に費やす時間や教材の確保が課題となっていました。
これらの課題を解決するため新たな教育方法を検討していました。「既に豊富な教育コンテンツが揃っているため、教材の準備時間が削減できる」こと、「いつでもどこでも視聴可能なため、現場へ赴く必要がない」こと、「1コンテンツ3-5分で視聴できるため、教育受講時間が縮減される」こと、「現在の費用に比べ、一人当たりの教育費用が40%縮減できる」ことから、「LaKeel Online Media Service」を採用しました。
月間36時間縮減するも、全従業員に高品質の教育を実現
・【導入前】月間60時間法令改正のチェックが最大の負担
従来の教育方法で、教育担当者が労働安全教育に費やしていた工数は、月間60時間に及びます。教育現場へ移動する必要があったため、教育実施に充てる工数は月間8時間。教育内容を企画するためのネタ探しや、法令が最新であるかの確認、法令改正された場合の内容調査や、法令解釈の整合性の確認、実際の教材作成といった教材準備には、月間52時間を費やしていました。
・【導入後】月間24時間負担が軽減されるも、ワンランク上の教育を実現
導入後は、教育の企画や教材準備に充てる時間は21時間まで縮減されました。法令に順守したコンテンツが配信されているため、法令の解釈の整合性を調査する必要が無くなり、業務負担が軽減されています。定期的に追加される新着コンテンツの確認や、社員に浸透しやすいような自社に合った説明を追加する作業へ、時間の使い方が変化しています。
教育実施に充てる時間は3時間にまで縮減されました。「いつでも・どこでも視聴可能」なため、各現場で自ら教育を実施する必要がなくなったことが大きな要因でした。現在は新たな施策として、定期的に理解度テストを実施しています。従業員の理解度調査を行うことで、必要な教育内容を把握し、教育計画の見直しが実現できました。
分かりやすいアニメーションであることや、定期的な理解度テストの実施により、従業員の労働安全に対する意識が向上し、全社で労働安全に対する取組みのモチベーションアップに繋がっています。
・外国人労働者にも対応~言語を問わず、タイムリーに同レベルの教育を実現~
現場によっては外国人労働者も在籍しており、通訳を介して教育していたものの、ルール変更に伴う教育といったタイムリーな教育は困難でした。しかし、「LaKeel Online Media Service」は多言語※1に対応しており、同じタイミングで同じ内容の教育を実施できるため、全従業員が常に共通の教育水準を保つことが可能になりました。
仲本工業「LaKeel Online Media Service」導入担当者様コメント
従業員に対しては、事前の情報収集を徹底し適切な労働安全教育を運用、管理し続けることで、「労働災害の削減」と、「お客様へ安心と満足の技術を届けられること」を理解してもらえるよう心がけています。「LaKeel Online Media Service」は今後も、基本教育の落とし込みをはじめ、危険予知能力を高めるための地盤づくりとして活用していきます。
現在は全従業員共通の教育計画を実施していますが、今後は部門長が各部門に合ったコンテンツを選定することで、部門ごとに的確な教育を実施していく計画です。
また、大幅に縮減された時間で、職長・安全衛生責任者教育等、今まで対応できていなかった講習を実施し、職人一人ひとりの技術力の向上を実現しています。新たな技術力と、労働安全意識の向上により、更なる事業の成長を目指します。
会社概要
仲本工業は、昭和41年4月に鉄骨工事を主体に軍工事から出発し、本土復帰を期に民間工事・公共工事へ経営方針を転換し、時代と経営環境の変化に対応して建築工事・土木工事に進出致しました。現在では、建築<造る力>・土木<拓く力>・鋼構造物<支える力>を3本柱とする総合建設業となり確実にその基礎を固め着実に業績を拡大してまいりました。
変化していく県民・国民及び時代のニーズに即応できるよう創業時の経営理念を受け継ぎつつ、チャレンジ精神を絶えず持ち、社員と共に成長し弊社の技術・技能・人材を活かした更なる事業の展開を進め、地域社会・地域経済の発展に貢献することを目指しております。
「LaKeel Online Media Service」について
「利用率が思うように上がらない、思ったほど効果が出ない」というこれまでのeラーニングの課題を解消する、企業向け動画配信型教育サービスです。学習理論のTPACKをベースに制作されたアニメコンテンツは学習効果が高く、1本2-3分程度とマイクロコンテンツ化されており、日常業務の隙間時間や休憩時間など、いつでもどこでも学ぶことができます。「LaKeel Online Media Service」は〈点の学習〉から〈線の学習〉を実現し、より高い効果が得られる「ブレンディット・ラーニング」と呼ばれる最新の学習メソッドを提供しています。
LaKeel Online Media Serviceサイト https://om.lakeel.com
株式会社仲本工業 https://www.nakamoto-k.co.jp
株式会社ラキール https://www.lakeel.com
公式Facebook https://www.facebook.com/LaKeel.official
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